"/var/log/maillog" を何気なく確認したところ、以下のようなログが出力されていることに気付いた。
Nov 3 09:36:11 mailsrv002 sm-msp-queue[22521]: oA8Ga32M096157: to=postmaster, delay=19:59:5 9, xdelay=00:00:00, mailer=relay, pri=1837120, relay=[127.0.0.1], dsn=4.0.0, stat=Deferred : Connection refused by [127.0.0.1]
127.0.0.1 への接続が拒否されたため、処理を延期したとのこと。
もちろん、127.0.0.1 へのアクセスは、sendmail.mc でリッスンしないように設定している。
(127.0.0.1 は、コメントアウトしている。)
dnl DAEMON_OPTIONS(`Port=smtp,Addr=127.0.0.1, Name=MTA')dnl
DAEMON_OPTIONS(`Port=smtp,Addr=192.168.1.33, Name=MTA')dnl
よって、127.0.0.1 への接続が拒否されることは、設計内容通り。
問題は、127.0.0.1 へメールが送信されてしまうこと。
と、sendmail.mc を眺めていると、以下の定義があった。
LOCAL_DOMAIN(`localhost.localdomain')dnl
localhost.localdomain を dig ると、127.0.0.1 で解決される。
このローカルドメイン宛てにメールが送られていると推測。
このローカルドメインの定義を変更する。
LOCAL_DOMAIN(`mailserv002.masudaq.local')dnl
"mailserv002.masudaq.local" は、"192.168.1.33" に解決される。
ローカルドメインで指定する値は、dig により、リッスン許可されている IP アドレスに解決されることを確認する。
設定を変更後、同様のログは出力されなくなった。
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