事前の準備
あるイベントの最後の参加特典として配られた HP Spectre x360 Convertible 13 ですが、スペックもそこそこで、まだまだ現役として使えます。
ただ、ハードディスク容量に不満が。標準で、128GB なので、昨今の開発環境等をセットアップするとすぐにいっぱいに。
最近のノートは、すべてマザーボードに直付けで、パーツの交換はできないことが多いのですが、調べてみると、ハードディスクは交換できることがわかりました。
もちろん、公式には、換装はサポートしていないため、換装した場合、メーカー保証は得られなくなると思いますので、その点は、ご留意ください。
メモリーも標準で 8GB で、何とかしたかったのですが、こちらは、やはり、交換できないようです。
なので、今回は、ハードディスクの換装方法を説明します。
標準のハードディスクの仕様は以下。
- メーカー: ADATA
- モデル: AXNS381E-128GM-B
- I/F: SATA III 6Gb/s M.2 2280 SSD
- 容量: 128GB
交換する HDD のポイントとしては、インターフェースは、SATA III で、フォーム ファクターが、M.2 2280 であることです。
色々と探したのですが、同じメーカーの SSD がいくつか見つかりました。
ADATA 社の SSD は、Acronis True Image 2015 のダウンロード権も付属しており、既存イメージの移行に利用できます。移行方法については、別の記事で説明したいと考えています。
1T あったら当分何も困らないのでしょうが、お値段が、、、ということで、今回は、512GB のモデルを購入しました。
もう一つ必要なものとして、HP Spectre x360 Convertible 13 のカバーを開ける際に、六角星型のねじに対応したヘックスローブ レンチが必要となります。
サイズとしては、T5 があればいいので、ありものがあれば、そちらを準備ください。
SSD 換装
まず、以下の場所のねじを開けます。すべてヘックスローブ レンチ T5 を使います。
すべてのねじを開け終わったら、カバーの隙間にマイナスドライバーを入れて、徐々にカバーを開けていきます。
内部の基盤を傷付けないように、何周かして、徐々にカバーを上げていきます。
以下、先ほどの写真とは上下逆になってしまいましたが、裏蓋を開けた状態です。
下の部分 M.2 2280 スロットに SSD が搭載されていることが分かります。
左側が端子なので、逆方向にひいて、SSD を外します。
左側が端子なので、逆方向にひいて、SSD を外します。
空いたスロットにあたらしい SSD を設置し、蓋を閉じて換装完了です。
換装後、しばらく使用してからこの記事を書いているのですが、以前と比べると、かなり快適になりました。買い替えを考えているくらいなら、いっそ換装を検討ください。
あと、今回説明した物理的な換装は、問題なかったのですが、既存の SSD のイメージをそのまま移行するのには、少々問題がありました。
別の機会に SSD の既存イメージの移行方法も説明したいと思います。
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