Visual Studio 2022 ASP.NET Core Web アプリ テンプレートの Bootstrap バージョン
現時点(2023 年 9 月 ) の Visual Studio 2022 ASP.NET Core Web アプリ テンプレートでは、Bootstrap v5.1.0 が使用されています。現在の Bootstrap の最新バージョンは、v5.3 です。
Bootstrap 5.3.0 では、ダークモードが追加されるなど、マイナー ビルドがあがるだけでも多くの新しい機能が追加されています。
新しい機能を使うには、もちろん新しいバージョンを使う必要がありますね。
ASP.NET Core の Bootstrap を最新にする
Bootstrap を最新にするには、LibMan を使用します。詳しい手順は、ASP.NET Core の Bootstrap を最新にする にあります。ただ、この記事を書いたときは、Visual Studio 2019、Bootstrap v4.3.1 を対象としていたので、Visual Studio 2022、Bootstrap v5.3.1 を対象としたときのポイントを以下に記載しておきます。
wwwroot\lib\bootstrap\
フォルダー以下を削除する。wwwroot\lib\
を選択し、[追加] - [クライアント側のライブラリ...] を選択。- プロバイター
cdnjs
を選択、ライブラリbootstrap@5.3.1
と入力し、[インストール] を選択します。 wwwroot\lib\bootstrap\
フォルダーが作成され、bootstrap v5.3.1
が同フォルダーにインストールされます。_Layout.cshtml
を編集し、Bootstrap へのパスを~/lib/bootstrap/dist/css/bootstrap.min.css
から、~/lib/bootstrap/css/bootstrap.min.css
へ変更します。
4 の手順で、インストール先のパスに誤りがある場合は、libman.json
ファイルの "library": "bootstrap@5.3.1" のインストール先 "destination": "wwwroot/lib/bootstrap/" となっていることを確認しましょう。誤りがある場合は、パスを修正し、libman.json
を保存。[クライアント側のライブラリを復元する] を選択します。
Bootstrap のバージョンを変更する
今後、新しいバージョンがリリースされた場合や過去のバージョンに変更したい場合は、libman.json
を直接変更するのが容易です。"library": "bootstrap@5.3.1" のバージョン部分を変更します。@ を入力すると、インテリセンスで、候補のバージョンが表示されるので、変更したいバージョンを選択します。
バージョンを変更後、libman.json
を保存。ソリューション エクスプローラーから libman.json を選択し、右クリックメニューから、[クライアント側のライブラリを復元する] を選択します。
以上、参考までに。
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