高速モバイル通信で、UQ WiMAX の評価をしたかったけど

2010/12/21
★★

最近、外出先でノート PC を利用する必要があり、どうしてもインターネットにつなげる必要があった。

フレッツ・スポットFON など、無線 LAN アクセスポイントの利用も考慮するが、カーバーエリアが局所的で、それらのアクセスポイントがある場所を探すだけでも手間がかかるため、通信キャリア系のモバイル通信端末の購入を検討することとした。

料金プランはデータ通信定額を希望。利用期間は、1,2か月位の利用頻度が高く、今後の利用頻度は不明。

色々と調査した所、以下が候補となった。

  1. イー・モバイル EMチャージ ~ 高速ブロードバンドのプリペイドサービス
  2. イー・モバイル USBモデムタイプ D41HW
  3. イー・モバイル Pocket WiFi(D25HW)
  4. UQコミュニケーションズ株式会社 UD03SS

キャリアで大別すると、"イーモバイル" と "UQ WiMAX" が候補。

"UQ WiMAX" の Web ページを見ていたところ、「Try WiMAXレンタル」なるサービスを発見。

早速、UQコミュニケーションズ株式会社 UD03SS をレンタルで申し込んだ。

が、この即納の時代。待っていることがもどかしく、足で調査することにした。

つまり、家電量販店 ( イーモバイルショップ ) でのヒアリングに出向いた。

まず、"イー・モバイル EMチャージ ~ 高速ブロードバンドのプリペイドサービス" について、ショップのスタッフに尋ねると、あまり良いリアクションがなく、色々としがらみがあるのか、別のプランを薦めようとする。

メーカーが及び腰のモノを購入するのは、サポート面でも期待が持てないということとして、プリペイド方式のプランはやめることにした。

そこで、あたらめて、イーモバイルのスタッフに UQ WiMAX の差別化という点で説明を求めた。

すると、メモ書きで以下のような説明を受けた。

通信速度: UQ WiMAX > イーモバイル > その他携帯系キャリア
対応エリア: UQ WiMAX( 拡大中 ) < イーモバイル < その他携帯系キャリア

通信速度は、UQ WiMAX が速く、対応エリアは、既存通信網を持っている携帯系キャリアが優勢とのこと。

イーモバイルは、どちらの要素とも中間的なポジションとのこと。

続いてイーモバイルの料金プランの説明を受ける。

事前に利用頻度が多いと分かっている月は、定額プランにし、利用頻度が低いと分かっている月は、他のプランにするといったことも可能とのこと。

と、ここまででの説明で、大きく WiMAX より勝っている部分はないものの、やはり、リリースされてから期間が経っている。俗に言う枯れているだろうという思い込みから、イーモバイルとの契約を決めた。

PC 以外で利用するつもりはなかったので、USBモデムタイプ D41HW を検討し、40Mbps は非常に魅力的に感じたが、こちらも枯れてからという判断と、やっぱり、7Mbps あれば十分とのことから、Pocket WiFi(D25HW) を購入した。

Pocket WiFi(D25HW) は、WiFi タイプだが、モデムとしても利用可能なので、もっぱらモデムとしての利用を想定していた。

しかし、2週間ほど経た今では、WiFi を使い、ノート PC と、iPod Touch を同時にインターネットに繋ぎバリバリ使っている。

携帯電話では、パケット料金が気になるが、イーモバイル WiFi + iPod Touch  は、定額なので安心。

iPod Touch のユーザビリティもあいまって、ノート PC を展開するにはばかれる場所や、時間が無い時には、iPod Touch + 定額 WiFi は、かなり使える。

みんなが、iPod Touch + 定額 WiFi + 禁断の Skype を使えば、高い電話代を払うことは無くなるのにとも思いつつ。

結局、「Try WiMAXレンタル」は、5 日 (3 営業日 ) 程で、手元に届いたが、モバイルを使いたい時には、家にいることがなく。

外出先で、評価する時間もなく。

評価ができないままに、返却期限が過ぎてしまい。製品を拝見するのみで、返却してしまった。
(製品の箱、製品のデザインは、シルバーが基調で、かっこよかった。)

Try WiMAXレンタル」は、もちろん、レンタルするのにも料金はかからず、送料も無料で、返却の送料も無料だ。
(返却の際には、ゆうパックの先払いの送り状が同梱されているので、これを使う。)

Try WiMAXレンタル」は、レンタルおよびその諸経費も無償という点で、非常に良心的だが、リードタイムが通信速度並みもうちょっと早ければ、自身の選択が変わっていたのではないか、という点が惜しまれる。

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