筆者は、Windows, Linux 等いくつかの OS の評価を行ってきた。その中で、最も手強かったのは、DVD ブートでの OS インストールだ。
筆者は、主に ML 115 G5 に OS をインストールすることが多い。その際には、ブータブルで DVD メディアを作成する必要があるため、OS を iso 形式でダウンロードしてきて、DVD ライティングソフトで OS インストールメディアを作成する。
今までの経験上、インストールの最中にフリーズすることが多々あった。正確な原因はわかっていないが、推測としては、筆者が利用している DVD-R ドライブと、ML 115 G5 の DVD ドライブとの相性が悪いのではないかと考えている。
筆者が利用している DVD-R ドライブでは、DVD-RAM も作成でき、DVD-RAM を DVD-ROM 互換としてメディアを作成できる。
DVD-RAM で作成したメディアでなら相性問題を疑ってもよいのではないか。現に、DVD-RAM をインストールメディアとして利用した際には、ML 115 G5 で、セットアップは起動するものの途中でフリーズしてしまう現象が、100% 再現してしまっている。
DVD-R でもなぜか Windows 系に偏りがあるが、90% の再現性がある。
これは、筆者の利用している DVD ライトドライブの品質に問題があるか、ML 115 G5 のドライブとの相性の問題があると考えている。
そこで、試行錯誤の結果から生まれた技として、DVD メディアを作成したドライブから、ブートして読み込みもさせれば良い。
DVD メディアを作成する場合は、クライアントにドライブをUSB接続してメディアを作成する。
DVD メディアからブートさせる場合は、ライティングで使用したドライブをインストール対象のコンピューターに USB 接続し、ブートさせる。
ML115 G5 には、USB で DVD ドライブを接続し、ブータブルメディアを入れて起動すれば、DVD ブートできる。
つまり、書いた人に読ませれば、相性 100% ってことだ。
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