IT アーキテクトへの道 其の四 の記事を書いてから多くの時間が経った。
何故、多くの時間が経ってしまったのかというと、それは、現実回避ということだろう。
年も明けたこともあり、今一度、自分と向き合うために、 IT アーキテクトへの道の続きを綴るとしよう。
最初に受験したのが、平成21年度 秋期試験 システムアーキテクト試験。
結果は、不合格。午後試験の勉強をまったくしていなかったため、当然と言えば当然の結果。
しかしながら、午前試験の午前Ⅰ、午前Ⅱには、合格していた。
特に午前Ⅰ試験に関しては、受験時の手ごたえもなかったため、この結果には驚いた。
午後試験をパスしなければ意味がないのだが、午前Ⅰ試験合格には、意義がある。
それは、「午前Ⅰ試験の免除」を受けることができるためだ。
自身に届いた "午前Ⅰ通過者番号通知書" には、「高度試験のいずれかの試験を受験する場合、平成23年度秋期試験までは、願書受付時に本人からの正しい申請があれば、それらの一部 ( 午前Ⅰ試験 ) を免除します。」とある。
つまり、これ以降の平成23年度秋期試験までは、午前Ⅱからの受験でよいという免罪符を手に入れたこととなる。
システムアーキテクト試験は、秋期のみ開催されるので、平成22年度秋期試験、平成23年度秋期試験とあと二回この制度を使える。
知っての通り、午前Ⅰの試験対象は広範囲であるため、学習に時間がかかる。自分の得意分野のみの学習だけでは足りないので、午前Ⅰ対策は非常に重要。それを免除されるということは、システムアーキテクトに特化した分野のみに学習時間を割り当てることができる。
システムアーキテクト試験に限らず、その他の高度試験でも同じことが言える。これらから高度試験を受験しようと考えている方々は、長期的に合格することを考え、まずは、午前Ⅰ対策にウエイトをおき、次期午前Ⅰ試験の免罪符を手に入れるという方法も良いかもしれない。
以前も紹介したが、以下の書籍の練習問題を7、8割位クリアできるくらいの実力が付けば午前Ⅰ、午前Ⅱ試験は合格可能なはず。
自身は、以下の書籍で、平成21年度 秋期試験 システムアーキテクト試験の午前Ⅰ、午前Ⅱ試験を突破した。
情報処理教科書 [秋期]高度試験午前対策 2009年度版
また、以下の書籍で、平成22年度 秋期試験 システムアーキテクト試験の午前Ⅱ試験を突破した。(午前Ⅰは、免除のため受験していない。)
情報処理教科書 [秋期]高度試験午前I・II 2010年度版
次回は、午後試験対策と平成22年度 秋期試験 システムアーキテクト試験の受験結果について説明するつもりだ。
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