Azure App Service on Linux 選択のメリット

2023/08/17
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C# での Web アプリの開発においては、.NET Core で、クロス プラットフォーム対応になり、現在では、稼働 OS を意識することなく開発を行うことができるようになりました。

とは言ってもアプリ開発を Windows 上で行っているので、あえて本番稼働の OS を Linux を選択することはないかなと思っていましたが、最近では、Azure App Service を使用する場合、Linux を選択して使用するようになりました。

その最たる理由は価格です。以下に主要なプランの価格の比較を行っています。

No. OS 共有(D1) Basic(B1) Standard(S1) Premium(P1v2) Isolated(I1)
1 Windows ¥1,577.678/月 ¥9,125.780/月 ¥12,167.706/月 ¥24,335.412/月 ¥41,246.461/月
2 Linux 該当なし ¥1,959.207/月 ¥11,549.009/月 ¥12,683.287/月 ¥39,184.138/月

(*) 2023/08 時点での価格

どのプランでも Linux の方が、安く、特に B1 と P1v2 では、圧倒的に安く設定されています。 個人的には、B1 を約二千円 / 月で使うことができることが嬉しい。B1 は、vCPU x 1, RAM 1.75GB, Storage 10GB とスペックは低いですが、カスタムドメイン、カスタムドメインに対するマネージド証明書がサポートされています。SLA も 99.95% に設定されています。

もし、Azure App Service を利用していて、コストに課題がある場合は、Azure App Service on Linux の選択を検討いただければと思います。

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