.NET 8 RC1 は、Go live で運用環境での利用がサポートされる
以下の記事にも書きましたが、.NET 8 は、2023 年 9 月 12 日に、.NET 8 RC1 がリリースされ、正式リリースの 2023 年 11 月 14 日 まで、あと 2 か月となりました。
.NET 8 RC1 の特徴としては、サポート フェーズがあります。.NET 8 RC1 のサポート フェーズは、Go live
となり、運用環境での利用もサポート対象となっています。
運用環境でのサポートがされるなら、さっそく、運用中のアプリケーションを .NET 8 RC1 ベースで!と、思ったりしますが、Visual Studio を使っている場合は、Visual Studio での .NET 8 RC1 のサポートを考える必要があります。
Visual Stuido 2022 での .NET 8 RC1 のサポート状況
以下のサイトを見ると、Visual Studio 2022 v17.8 latest Preview がサポート対象となっています。
.NET 8 RC1 は、Go live なのに、Visual Studio 2022 は、プレビュー版を使う必要があるのが、ちょっと不思議な気がしますが、そういうものということです。
現時点のプレビュー チャネルの最新版は、Visual Studio 2022 version 17.8 Preview 2 です。以下のサイトからダウンロードできます。Visual Studio 2022 カレント チャネル版と Visual Studio 2022 プレビュー チャネル版は、同一端末に別のアプリとしてインストールできます。
Visual Studio 2022 カレント チャネルでの .NET 8 のサポートは 11 月か?
Visual Studio 2022 のカレント チャネルの最新バージョンは、現時点で、Visual Studio 2022 17.7.4 です。これまで、3 か月単位で マイナービルドが上がっているので、17.0.0 のリリース日 2023 年 8 月 8 日から 3 か月後である 2023 年 11 月 上旬には、Visual Studio 2022 17.8.0 がリリースされ、.NET 8 が正式サポートになると思われます。
このタイミングだと、.NET 8 の正式リリースのタイミングとあうので、.NET 8 の正式リリースにあわせて Visual Studio 2022 17.8.0 がリリースされると思われます。
Visual Studio 2022 17.7.4 で、.NET 8 RC1 を利用できるようにする
もちろん、知ってる方は当たり前かもしれませんが、実は、現行の Visual Studio 2022 カレント チャネルでも .NET 8 RC1 を利用することもできます。前出のサイトに記載がない以上、正式サポートではないと思われます。
Visual Studio 2022 17.7.4 で、.NET 8 RC1 を利用できるようにする手順は、以下の通りです。
.NET 8 RC1 SDK をダウンロードしてインストールします。
Visual Studio 2022 を起動する。
[ツール] - [プレビュー機能の更新] を選択する。
[プレビューの .NET SDK を使用 (再起動が必要)] にチェックをいれて、[OK] を選択。
Visual Studio を終了する。
上記手順を実行後、プロジェクトの新規作成の [フレームワーク] の選択で、.NET 8 が選択できるようなります。
もちろん、既存のプロジェクトのターゲット フレームワークを .NET 8 に変更することも可能です。
.NET 8 正式リリース日 2023 年 11 月 14 日が楽しみですね!!
以上、参考までに。
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