以前の記事「Outlook 2010 64bit と WILLCOM 03 の連絡先同期 Gmail 編」で触れた、以下のサイトのアドレスが変わってしまっており、再設定に少々、手間取った。(当記事のリンク先は、新しいものに修正したので、アクセス可能。)

Mail, Calendar & Contacts Sync: Setting Up Your Windows Mobile Phone for Google Sync

また、アドレスが変わってしまっても良いように、WILLCOM 03 と Gmail を ActiveSync で同期する方法を以下に紹介する。

既に Exchange との ActiveSync があり、新規のアカウントで同期を行うには、後述する「既存の Exchange との ActiveSync を削除する」の手順で、既存の関連を削除しておく。

WILLCOM 03 と Gmail を ActiveSync で同期する

以下の手順は、WILLCOME 03: WS020SH の例。

[スタート] -> [プログラム] -> [ActiveSync] で、[ActiveSync] 画面を起動する。

[メニュー] -> [サーバーのソースの追加] を選択し、[電子メール アドレスの入力] 画面を起動する。

[電子メールアドレス] には、Gmail メールアドレス "youraccount@gmail.com" を入力する。
[Exchange Server 設定を自動的に検出する] のチェックを外す。

[次へ] を選択する。[サーバー設定の編集] 画面が起動する。

[サーバーアドレス] に、"m.google.com" と入力。
[このサーバーは暗号化 (SSL) 接続が必要] にチェックを入れる。

[次へ] を選択する。[ユーザー情報] 画面が起動する。

[ユーザー名] には、Gmail メールアドレス "youraccount@gmail.com" を入力する。
[パスワード] は、Gmail メールのログインパスワードを入力する。
[ドメイン] は、何も入力しない。
[パスワードの保存] にチェックを入れる。

[次へ] を選択する。[サーバー設定の編集] 画面が起動する。

[同期するデータ] で、同期したい項目を選択する。
同期項目は、[連絡先]、[予定表]、[電子メール]、[仕事] を選択できる。
[予定表]、[電子メール] については、[設定] ボタンが有効となり、同期するオブジェクトの範囲等の設定ができる。
(また、[メニュー] -> [詳細設定] から、[競合が発生した場合]、[イベント ログ]、[接続] の設定ができる。)

[完了] を選択する。[ActiveSync] 画面が起動する。
([ActiveSync] 画面が起動後、自動で同期が実行されるが、自身の環境では、正しく同期できなかった。)

[同期] を選択し、[同期するデータ] で、選択した項目が同期できたことを確認する。
(自身の環境では、この手動同期実行時に正しく同期できた。)

既存の Exchange との ActiveSync を削除する

WILLCOME 03: WS020SH では、ActiveSync で連携できる Exchange Server は、一つのみ。
一度、Exhange Server との ActiveSync 設定を行った後、別のアカウントで連携するためには、以下の手順で、既存の Exchange Server との関連を削除する必要がある。
(*) 既存の Exhange Server から同期した項目は、WILLCOME 03: WS020SH から削除されることに注意。ただし、Exchange Server 側の項目は、削除されないので、サーバー側: Exhange Server(Gmail) で、既存アカウントの必要な各項目を、新規のアカウントへ移行すれば良い。

[ActiveSync] -> [メニュー] -> [オプション] で、[オプション] 画面を起動する。

[Microsoft Exhange] を選択し、[削除] -> [はい] を選択すれば、既存の Exhange (m.google.com) との関連を削除できる。

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