Hyper-V で、Windows Server 2008 R2 の評価を行っており、ある特定の環境で、ランセンス認証を行う際にエラーが発生した。
この評価環境は、Windows Server 2008 R2 をインストールしてから、ライセンス認証を行わず、放置してしまっていた
久方ぶりにこの環境を動作させたところ、壁紙に "この Windows のコピーは正規品ではありません" とのメッセージが表示されるようになった。
そこで、ライセンス認証を行ったが、エラー "0x80072EE2" が発生しライセンス認証を行うことができなかった。
さらには、この状態で、Windows Update
を行った際には、"ソフトウェアが偽造品である可能性があります。"とのセンセーショナルなメッセージが表示された。
情報を検索したところ、他でも類似的な現象が発生していることわかった。
- Hyper-V 2.0でWindowsServer2008R2全般エディションのWindowsUpdateとライセンス認証が通らない
- Windows Server 2008 R2 のライセンス認証 失敗?
上記のサイトからでは、解決方法はわからなかったが、解決のヒントにはなった。
"ライセンス認証の手続きを行う他の方法を表示します" -> "自動電話システムを使用します" を選択し、指定の電話番号に電話し、電話の指示にしたがい、インストール ID をダイヤルから入力し、確認 ID をヒアリングした。
そして、確認 ID を入力したところ、ライセンス認証をおこなうことができた。
他の事例では、"自動電話システムを使用します" では、解決ができなかったとあり、この解決方法には懐疑的であったが、無事、ライセンス認証ができ、ライセンス認証後に Windows Update をおこなってもエラーが発生することがなくなった。
OS のインストール後、インターネット アクセスが確立しだい、ライセンス認証を行うことが無難だろう。
だた、当評価環境では、今回の例のみで、同問題が発生しため、問題の原因は不明のままだ。
他の環境では、同問題は再現しない。
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