ThinkPad X30 で ReadyBoost 高速化
最近はやりの UMPC 。いいですよね。EeePC。欲しい。
価格も手ごろになってきて、ポチっと注文したくなります。
でもオモチャにするには、少々高すぎる。
ってことで、昔々に購入して埃をかぶっている "ThinkPad X30" をリフレッシュして UMPC 化評価をしようと。
メモリ増設、HDD 換装で、ThinkPad X30 現行のスペックは以下のとおり。
- Model: Thinkpad X30 2672-12J
- OS: Windows XP Professional
- CPU: Pentium III Mobile 1.06 GHz
- RAM: 1 GB
- HDD: 160 GB (PATA)
- 解像度: 1024 * 768 (12.1 XGA)
- VRAM: 48M
- インターフェース: USB 1.1 * 2 、CF スロット * 1、PC カードスロット * 1
- 重量: 1.64 kg
非力だ。プリインストールの Windows XP Professional でも遅い。
で、高速化するのにまず最初に考えたのが、これまたはやりの SSD で、HDD を換装すること。
高いよ。32G でも 10k yen するなんて。PATA だから余計に高い。だったら、EeePC を買った方が。
で、SSD は、諦めて、Thinkpad X30 "ReadyBoost" 高速化計画を決心した。
もちろん、プリインストールの Windows XP では、"ReadyBoost" には対応していないので、Windows Vista か、Windows 7 をインストールすることに。Vista は、もっさり感が否めないので、Windows 7 をインストールすることに。当然、Aero は、諦めて。
"Windows 7 Starter" って、売ってないんですね。OEM しかないらしい。
だったら、Windows 7 の EeePC を買った方がなんですが、"Windows 7 Enterprise 評価版" なんてものあるのでとりあえず。
しかし、大問題に気付く。Thinkpad X30 は、USB 2 ではない。って、ことは、USB メモリで "ReadyBoost" できない。
PC カードは、無線 LAN カード入れているし、残ってるスロットは CF スロットのみ。
高速の CF カードを購入すれば、"ReadyBoost" できるでしょうと。
でも魔がさした。手元に SDHC カードがあり、30M/s をうたってるので、これを使えないかと。X30 くん、USB 1.1 に続き、SD カードスロットがないのが痛い。
で、検索ちゃんして、SDHC -> CF アダプターがあることを発見。
買っちゃいました。SDHC の 30M/s は、でないにしろ、それなりのスピードはでるかなと。
"SanDisk SDHCカード Class10 4GB SDSDX3-004G-J31A" に "SDHC用CF変換アダプタ ADR-SDCF" をアダプトして、Thinkpad X30 の CF スロットに挿入。すんなりと認識。しかし、"ReadyBoost" タブが出てこない。
"CrystalDiskMark" で、SDHC + CF アダプタを計測してみると以下の結果となった。
1.5 M/s と考えると、SDHC の理論値の 1/20 も遅い。SDHC カードスロットのある PC で同じカードを計測したら、15 M/s は出てた。
アダプタのみがオーバーヘッドではなくて、CF スロットの仕様もあるかもしれないけど、非常に残念。
今思えば、安い CF を買った方が良かったと。
Thinkpad X30 UMPC 化計画は続く。
Thinkpad X30 で ReadyBoost 高速化 強制編
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