前回の記事では、ML115 G5 オンボード RAID で、ディスクをミラーにし、評価環境として利用してきたところ、1 年半ほどして、ディスクに障害が発生し、原因追及を行い、結果、HDD の物理的故障と判断した。

評価環境として利用しているため、重要なデータがあるわけでもないため、HDD を交換して、アレイを構成し直し、OS を再インストールとも考えたが、ここはあえて、アレイの復旧を行うこととした。

通常の運用環境では、ホットスペアなり、予備の HDD を購入しておくのが定石だが、評価環境、低予算 (民生品の活用) という要因から、そのようなリソースはない。

よって新規購入を考え、故障した HDD の型番などを調査していたら、偶然、保証書を見つけ、それを確認すると、まさかの "製造より5年間有効" の長期保証だった。

さっそく、Web から、RMA(Return Merchandise Authorization) 申請を行った。
故障した HDD の送料は、こちらもちだが新規購入よりははるかに安く済む。
また、配送も手間となるが、最近では、以下のサイトで送り状を作成、プリントアウトし、コンビニ配送で手間が大幅に軽減できる。

送り状発行システムC2

こういった類のもの、また、民生用 HDD のため、2 週間位の期間は覚悟していたが、なんと、交換品が 2 日で送られてきた。

民生品なのに、サービスレベルの高さを体感した。さらには、故障した HDD に覚えず、固定用のネジを付けたまま送ってしまっていたのだが、それも、丁寧に袋わけされて、送られてきた。

感動した。

今まで、アフターケア系には泣かされてきたが、今回はまったく違った。

これからは、意識して保証書と領収書 ( レシート ) を保管しておくべきだと考え直した。
(でも、これが普通の対応なのかもしれない。)

この続きは、次回の記事に。

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