ML115 G5 ファン 交換 猛暑編
猛暑ですね。とても暑い。
以前に ML115 G5 の静音化を目的に、CPU ファン、ケースファンを交換した評価マシンだが、この猛暑の常温 (室温 34度位) では、ハードディスクのアクセスが頻繁になると、急に電源が切れてしまう現象が発生。
標準ファンを使用している ML115 G5 では、極端に負荷をかけても、電源が急に切れてしまう現象はまったく発生していない。
どうも、急に電源が切れてしまうマシンでは、温度があがりすぎて、強制的に電源が切られているような様子。
また、このマシンは、空調を入れている状態では、急な電源オフは発生しない。
温度との因果関係は明らか。
そこで、ML115 G5 の冷却性を上げる施策をすることとした。
追加投資はしたくないため、ありもののパーツで実現したい。
以前購入したが、ケースとの物理的な干渉の問題から設置を断念したファンサイズ変換アダプター
(9cm -> 12cm) と 12cm ファンの在庫があった。
物理的な干渉があったことは覚えていたが、具体的な原因を思い出せなかったため、再検証することとした。
9cm のケースファンを外し、アダプターをあててみると、ケース側に 9cm 角の 1 辺を制限する突起物があり、これがアダプターに干渉してしまうことがわかった。
ただ、12cm ファンとアダプターの厚さをあわせても干渉する個所はないこともわかった。
この突起物のみを解決すれば、換装できそうだ。
そこで、この突起物を加工することとした。
アダプターの形状は、横から見て台形の形状をしているので、この部分を切断するまでもなく、外側に角度をつけてまげてやれば、アダプターは装着可能と判断。
ペンチで、外側に角度をつけた。さほどの苦労はなかった。
まず、12cm ファンに変換アダプターを装着する。エアーフローは、アダプター側へ排気とする。
先にファンを取り付けてしまうと、ケースファンの電源部分が隠れてしまい電源が接続できなくなってしまうため、先に電源に取り付けておく。
(*) ファン側の電源端子は、3pin のため、マザーボード右側 3pin
に取り付ける。また、ファン側電源端子の左側の突起が干渉するので、この突起をニッパーで削除する。
アダプターをケースに固定する。
ケースカバーに干渉することも心配されたが、問題なかった。
大幅な解決にはならないかもしれないが、現在、期待を持ちつつ、ML115 G5 のロードテストを実施中。
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