ML115 G5 CPU クーラー 刀 換装のその後
以前の記事で、ML115 G5 の CPU クーラーを "刀 3" に換装し、冷却能力を向上させる方法を紹介した。
刀 3 に換装したのが、2009/11/08 であるので、半年くらいが経つが、大きな問題は発生していない。むしろ、静音性に優れたマシンに満足している。
つい先日、この ML 115 G5 の掃除を行った。静音性の高いファンを使っているはいるもの、回転数、風量は高いため、やはり、ケース内、特に、CPU ファンに埃がたまってしまう。そこで、CPU ファンを一度外して、埃の除去を行った。そして、CPU を再び装着しようとしたところ、うまく装着することができなかった。これは、後でわかったことなのだが、刀 3 のプッシュピンの仕様を失念してしまっていたからだ。
ここで、備忘録も兼ねて、ML 115 G5 に 刀 3 を装着するコツを紹介する。刀 3 は、以下の記事で紹介しているようにプッシュピンを加工していることを前提としている。
まず、刀 3 装着前に、作業スペースの確保の点から、以下の状態にしておく。
- PCI Express カードをすべて取り外す。
- 前面ケースカバー、前面 HDD カバーを取り外し、HDD を可能な限り、前面にスライドさせる。(もちろん、HDD を外してしまってもよい。)
- メモリを全て取り外す。
次に、刀 3 のプッシュピンを以下の状態とする。
- プッシュピンをプッシュピンの矢印側に回転させる。
- プッシュピンの内部の黒いピン部分が引き上げ可能な状態となるので、内部のピンを引き上げる。
- プッシュピンをプッシュピンの矢印側と逆側に回転させる。(この手順が非常に重要。この状態にすることにより、プッシュピンが装着時に固定される。)
そして、プッシュピンをソケットに装着する。プッシュピンは、作業スペースが狭い順から、設置するようにする。それぞれのピンは、カチっと音がするまで押し込む。
当初は、ML 115 G5 + 刀 3 のこの構成には、少々不安があったが、時間を経た今では、非常に満足している。
コメント (0)
コメントの投稿