Windows 7 x64 への Eclipse Helios のインストール

2010/07/27
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以前の記事では、Windows 7 x64 へ Eclipse Galileo(3.5.x) のインストール方法を紹介した。

今回は、Windows 7 x64 へ Eclipse Helios(3.6.x) のインストール方法を紹介する。

イントールの前に以下の前提条件を満たしていることを確認する。

  1. 64bit 版 JVM(64-bit JVM) がインストールされていること
  2. Java VM version 1.6.0_21 がインストールされていないこと

1 については、過去の記事を参照し、64bit 版 JVM をインストールする。

2 については、Java VM version 1.6.0_20 にインストールし直す。( もしくは、Eclipse インストール後に "eclipse.exe" と同フォルダ内にある "eclipse.ini" ファイルの "-vmargs" 以降に、"-XX:MaxPermSize=256m" オプションを追加する。この方法は、記事の最後に例を記載した)。

条件を満たしていれば、以降の手順を行う。

"http://www.eclipse.org/" へアクセス。[Download] を選択し Package の一覧を表示する。
(Package の一覧 の [Eclipse Classic 3.6.0] 右部に [Windows 64bit] のリンクがあるので、ここから直接ダウンロードしてもよい)。

[Eclipse Classic 3.6.0] を選択、[Eclipse Project download page] への参照を促されるので、"Eclipse Project download page" へ移動する。

Build Type の Latest Release(2010/07/27 現在 ) である [3.6] を選択。

[Eclipse SDK] リストの [Platform] から、[Windows (x86_64)] の [Download] (http) を選択する。

[Important Notes] ページに遷移する。記載内容を参照し、環境に問題がなければ、[Download] を選択し、任意のミラーサイトから、"eclipse-SDK-3.6-win32-x86_64.zip" をダウンロードする。

ZIP を解凍し、任意のフォルダ (e.g. C:\Program Files\eclipse-SDK-3.6-win32-x86_64) に配置する。

"eclipse.exe" を起動する。

また、前述の "Java VM version 1.6.0_21" を利用する際の "eclipse.ini" の具体例は以下の通り。
("eclipse.ini" の改行コードは、LF のみなので、メモ帳では、一行で表示されてしまう。LF を改行コードとして認識するエディタで編集することを推奨する。)

(before)
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.1.0.v20100507.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_64_1.1.0.v20100503
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
--launcher.defaultAction
openFile
-vmargs
-Xms40m
-Xmx384m

(after)
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.1.0.v20100507.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_64_1.1.0.v20100503
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
--launcher.defaultAction
openFile
-vmargs
-XX:MaxPermSize=256m
-Xms40m
-Xmx384m

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