Eclipse Helios への WTP インストール方法
前回の記事では、 Eclipse Helios のインストール方法を紹介した。
今回は、Eclipse Helios に "WTP(The Eclipse Web Tools Platform)" を手動でインストールする方法を紹介する。
以下の手順は、"Eclipse
Classic 3.6.0" が既にインストールされていることを前提条件とする。
("Eclipse
IDE for Java EE Developers" をインストールしている場合は、WTP
は同パッケージに含まれているため追加でインストールする必要はない。一般的には、"Eclipse
IDE for Java EE Developers" を利用することが推奨されている。)
The Eclipse Web Tools Platform(Released Build: R-3.2.0-20100615235519) には、以下のモジュールが必要となる。
- Eclipse Platform (Platform, JDT)
- EMF v2.6 Runtime Minimum executable code.
- EMF XSD v2.6 Runtime Minimum executable code.
- Graphical Editing Framework (GEF)
- Data Tools Platform (DTP) (required only for EJB or JPT development)
1 は、前述にある通りに、"Eclipse Classic 3.6.0" をインストールしておく。
2 は、ダウンロードした zip を展開後、Eclipse のインストールパス以下の features, plugins
へ同フォルダ内のモジュールをそれぞれコピーする。
3, 4, 5 も 2 同様にの手順で Eclipse インストールパス以下にコピーする。
次に以下のファイルをダウンロードする。
これらのファイルは P2 リポジトリのアーカイブとなっているため、インストールは、Eclipse から行う。
(従来の zip ファイルも用意されているが、依存関係の問題を回避するため、P2 リポジトリの利用が推奨されている。)
Eclipse を起動し、[Help] -> [Install New Software] を選択する。
[Install] 画面が起動する。
[Add] を選択し、[Add Repository] ダイアログを起動する。
ダウンロードした Dali SDK をリポジトリに追加する。
[Archive] を選択し、ダウンロードしたファイル (e.g. dali-sdk-buildrepo-R-3.2.0-20100615235519.zip)
を選択する。
[Name] には、"Dali SDK"(任意) と入力し、[OK] を選択する。
[Install] 画面に "Web Tool Platform (WTP) 3.2.0"、"Web Tool Platform SDK (WTP SDK)
3.2.0" が追加されたことを確認する。
同様に、ダウンロードした WST SDK (e.g. wst-sdk-buildrepo-R-3.2.0-20100615235519.zip)、JST SDK (e.g. jst-sdk-buildrepo-R-3.2.0-20100615235519.zip) もリポジトリに登録する。
[Install] 画面の [Work with] ドロップダウンで "--Only Local Sites--"
を選択する。(ローカルのリポジトリのみを表示するため。)
"Web Tool Platform (WTP) 3.2.0"、"Web Tool Platform SDK (WTP SDK) 3.2.0"
にチェックをいれ、[Next] を選択する。
[Next] を選択する。
[Eclipse Foundation Software User Agreement] を選択し、[I accept the teams of the
lisense agreement] にチェックをいれる。
[Finish] ボタンを選択し、モジュールのインストールを実行する。
インストールが完了したら、[Restart Now] を選択し、Eclipse を再起動する。
Eclipse が起動したら、[File] -> [New] メニューに WTP の各プロジェクトが追加されたことを確認する。
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