WTP(The Eclipse Web Tools Platform) は、Eclipse を IDE として、Web に特化した開発環境を構築できる Eclipse プラグインだ。ここでは、既存の Eclipse に対して、WTP をプラグインして利用する。WTP が Eclipse と同梱されているパッケージ版もあるので、インストールが手間な場合は、"Eclipse IDE for Java EE Developers" を利用するとよい。"Eclipse IDE for Java EE Developers" は、以下のサイトでダウンロード可能だ。
http://www.eclipse.org/ から、[Download] -> [Eclipse Packages]で、"Eclipse IDE for Java EE Developers" を選択する。
手動でのインストールでは、以下のパッケージが事前に必要となる。(WTP R-3.1.2-20100211202452 の利用が前提。)
- Eclipse Platform (Platform, JDT)
- EMF v2.5 Runtime Minimum executable code.
- EMF XSD v2.5 Runtime Minimum executable code.
- Graphical Editing Framework (GEF)
- Data Tools Platform (DTP) (required only for EJB or JPT development)
1 は、Eclipse 本体なので、インストール方法は、他のリソースを参照されたい。
2 は、zip を展開後、Eclipse のインストールパス以下の features, plugins へ同フォルダ内のモジュールをそれぞれコピーする。3,
4, 5 も 2 同様にの手順で Eclipse インストールパス以下に配置する。
次に、WTP 本体をインストールする。WTP をダウンロードする。(2010/03/01 現在では、wtp-R-3.1.2-20100211202452.zip が最新版。)zip ファイルを展開後、Eclipse のインストールパス以下の features, plugins へ同フォルダ内のモジュールをそれぞれコピーする。plugins 以下のいくつかのモジュールは、2, 3, 4, 5 のモジュールと同様のものが含まれているようだ。
インストールが完了したら、Eclipse を再起動する。[File] -> [New] -> [Project...] で、[Web] ノード以下に "Dynamic Web project" が追加されていることを確認する。これでインストールは完了だ。
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