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.NET 8 リリース日と .NET ライフサイクルまとめ
.NET 8 がリリースされた? 2023 年 9 月末に、Azure の管理アカウントに「Action required: Upgrade your App Service apps to .NET 8 (LTS) by 12 November 2024」、「Action required: Upgrade your App Service apps to .NET 8 (LTS) by 14 May 2024」というタイトルのメールがきました。 内容は、Azure App Service で、.NET 6, .NET 7 を使っているからメールしました。.NET 6 は、2024 年 11 月 12 日に、.NET 7 は、2024 年 5 月 14 日にサポート...
ASP.NET Core アプリで、掲載コードをハイライト表示する
highlight.js 多くの Web ページに掲載されているコード例は、予約語やプリミティブ型に色が付けられ、カラフルに表示されています。コード エディタでも同様に色がつくために、コードを読みやすくしてくれます。 Web ページにコードを掲載する際に、なるべく読みやすくしたいのですが、手動で色を変更するのは、かなり苦労を伴う作業になります。そんな時、コードの色の変更を自動で行うことができる以下のライブラリがあります。 highlight.js JavaScript のライブラリなので、Web ページにリンクすることで、クライアント サイドでコード文字列へのシンタックスに応じたスタイルの変更を自動化できます。 以降では、Visual Studio 2022 を使って...
Blazor WebAssembly で Azure OpenAI Service のフロントエンドを開発
Azure OpenAI Service Azure OpenAI Service を使用すると、OpenAI で提供されているモデルを API 経由で簡単に利用できます。 C# でコードを書く場合、以下のライブラリの選択肢があります。もちろん、HttpClient を使って、REST API へ直接という選択肢もありますが、、、。 Azure OpenAI client library for .NET Microsoft Semantic Kernel これから始める場合は、まず、Azure OpenAI client library for .NET を使用することが良いかもしれません。Semantic Kernel は、できることが多いので、最初は何をどう使っ...
ASP.NET Core Web アプリで、Bootstrap Icons を使用する
Bootstrap Icons Web アプリを開発するときに、アイコンを使うと、直感的な UI が実現できます。というのは、言わずもがななのですが、選択肢が多くてどれを使って良いか迷ってしまいます。 スタイルには、Bootstrap を使うのがほとんどなのですが、Bootstrap 自体には、アイコンが含まれていません。別のライブラリとして、Bootstrap Icons が提供されています。 Bootstrap Icons Bootstrap Icons では、2,000 以上ものアイコンが利用できます。@mbo という方がデザインしているようです。素晴らしすぎます。リスペクトです。また、Bootstrap Icons は、Bootstrap チームによってメンテ...
ASP.NET Core Web アプリの Bootstrap バージョンを最新にする
Visual Studio 2022 ASP.NET Core Web アプリ テンプレートの Bootstrap バージョン 現時点(2023 年 9 月 ) の Visual Studio 2022 ASP.NET Core Web アプリ テンプレートでは、Bootstrap v5.1.0 が使用されています。現在の Bootstrap の最新バージョンは、v5.3 です。 Bootstrap 5.3.0 では、ダークモードが追加されるなど、マイナー ビルドがあがるだけでも多くの新しい機能が追加されています。 Bootstrap 5.3.0 新しい機能を使うには、もちろん新しいバージョンを使う必要がありますね。 ASP.NET Core の Bootstrap ...
ngrok の代替となる Visual Studio 2022 Dev Tunnels
Visual Studio 2022 Dev Tunnels Visual Studio 2022 17.6 で、dev tunnels がサポートされました。トネリングを使ったリバース プロキシで、開発環境で起動したアプリをそのままパブリックの URL で公開できます。 API の開発等で、クライアントが、インターネット経由でのアクセスしかできない場合のデバッグに活用できます。 同様のことをするのに、これまでは、ngrok を使っていましたが、これが、Visual Studio 2022 に統合されました。設定も簡単で、認証もかけることができます。すごい!!待ってました!! Dev Tunnels の設定 Visual Stuido のデバッグの開始ボタンの [▼] -...
Visual Studio 2022 で Sass(.scss) をコンパイルする
Sass(Syntactically Awesome Style Sheets) Sass(Syntactically Awesome Style Sheets) は、CSS(Cascading Style Sheets) の構文を拡張したスタイルシート言語で、より柔軟な記述方法で Web サイトのスタイルを定義できます。Sass には、SASS、SCSS の 2 種類の記述方法があり、それぞれ、*.sass、*.scss といった拡張子で保存します。 Web サイトにスタイルを適用する場合は、これらのファイルを HTML で直接参照するのではなく、*.sass、*.scss ファイルをコンパイルして、CSS を出力して、出力した CSS を HTML で参照します。 S...
Azure App Service 発行プロファイルで appsettings.json を除外する
発行プロファイル 発行プロファイル(.pubxml) を使うと、簡単に、Azure App Service へアプリをディプロイできて便利です。 Visual Studio 2022 からだと、Web プロジェクトを選択し、右クリックメニューから、[発行] を選択すると、ウィザードが起動するので、対象のサービス、対象の Azure サブスクリプション、対象のリソースを選択することで、発行プロファイルを簡単に作成できます。 発行プロファイルができてしまえば、[発行] ボタンから、ワンプッシュで、Azure App Service へアプリをディプロイできます。 CLI からだと、以下のような感じです。 >dotnet publish xxxxxxx.csproj /p:...
Azure App Service でネスト構造のアプリケーション設定を定義する
ネスト構造のアプリケーション設定 アプリケーション設定で、ネスト構造のキーを構成する場合、設定方法によって、指定の仕方が異なります。 appsettings.json で、以下の構造を構成したとします。 { "Logging": { "LogLevel": { "Default": "Information", "Microsoft.Hosting.Lifetime": "Information" } }, "azCosmosDb": { "connectionString": "xxxxxx", "databaseId": "xxxxxxx" } } コード上では、階層を :で区切ってキーを指定します。 azCosmosDb:connectionString azC...
Azure App Service on Linux はコンテナーで動いている
以前に、Azure App Service on Linux で使用されている Linux ディストリビューションとういう記事を書きました。 が、これダメでしたね。時代が止まってましたね。App Service のインスタンス毎に VM がディプロイされるような先入観で考えてました。 Azure App Service on Linux のログを見ると分かるのですが、コンテナーで動いてました。 2023-08-25T14:18:17.018Z INFO- 7.0_20230726.2.tuxprod Pulling from appsvc/dotnetcore 2023-08-25T14:18:17.032Z INFO-Status: Image is up to dat...
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- .NET 8 RC1 を Visual Studio 2022 で利用する
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