MASUDAQ BLOG

NO DEVELOPMENT NO LIFE.

CentOS sendmail でのメールアカウント独自管理 (auxprop)

2010/05/20
★★★

前回の記事では、CentOS でsendmail を利用したメールサーバー構築の方法を紹介した。 また、同記事では、承認されていないユーザーのメール送信を防ぐために、SMTP 認証を有効にした。 前回は、SMTP 認証の際に、対象のメールアカウントに対して、Linux アカウントのユーザー名とパスワードで認証する方法を紹介した。 この方法では、メールアカウントを発行するために、Linux ユーザーを作成する必要があり、メールサーバー専用に Linuxを構築する場合では、ユーザーカウントの管理が煩雑となる。 今回の記事では、Linux アカウントとメールアカウントをマッピングせず、メールアカウントを独自に管理する方法を紹介する。 前回の設定 (CentOS 5.4 ...

CentOS メールサーバー Dovecot の設定

2010/05/03
★★★

前回の記事では、送信メールサーバー sendmail のインストール設定を行った。 今回は、受信メールサーバー(POP3/IMAP) Dovecot をインストール、設定を行い、メールを受信できる環境を構築する。 まず、Dovecot をインストールする。 [root@centkun ~]# yum install -y dovecot Loaded plugins: fastestmirror Loading mirror speeds from cached hostfile ... Setting up Install Process Resolving Dependencies --> Running transaction check -...

CentOS メールサーバー sendmail の設定

2010/05/02
★★★

今回は、CentOS でメールサーバーを構築する方法を紹介する。 特に今回は、送信メールサーバー (MTA) のデファクト スタンダードである "sendmail" のインストール、設定について紹介する。 受信メールサーバー (POP3/IMAP) の構築については、別の記事で紹介する予定だ。 "sendmail"、"sendmail-cf" をインストールする。 [root@centkun]# yum install -y sendmail [root@centkun]# yum install -y sendmail-cf "sendmail.mc" を編集する。 [root@centkun]# vi /etc/mail/sendmail.mc "sen...

Hyper-V Linux 統合サービスでマウスキャプチャを有効にする

2010/04/23
★★★★

前回の記事では、Hyper-V の仮想マシンに Linux (CentOS 5.4) をインストールし、Linux 統合サービス (LinuxIntegration Components for Windows Server 2008 Hyper-V R2 - 日本語)をインストールする手順を紹介した。 ただし、Windows 系の 統合サービスとは異なり、Linux 統合サービスを仮想マシンにインストールしても、ホストマシン -仮想マシン間で、シームレスにマウスの自動切り替えが行えない。 仮想マシンにマウスがキャプチャされると、[Ctrl]+[Alt]+[<-] キーで、ホストマシンにマウスがリリースする必要がある。 また、リモートデスクトップで、ホストマシン...

Linux su コマンドで root ユーザーに切り替える際の注意

2010/04/23

"su" コマンドだけでは、/sbin 以下のコマンドへのパスが通らないことがあるので、"-"(ハイフン) をオプションにして "su" コマンドを実行する。 Linux OS の "su" コマンドで root にログインすると、"/sbin" ディレクトリが $PATH に追加されていないことがある(CentOS5.4 で再現)。 このような場合は、"-"(ハイフン) をオプションにして "su" コマンドを実行する。 [nekohamawalker@centkun ~]# su - パスワード: [root@centkun]# /sbin のコマンドが実行できる。 [root@centkun ~]# service httpd status ht...

CentOS x64 に Hyper-V Linux 統合サービスをインストール

2010/04/22
★★★

前回の記事では、Hyper-Vに CentOS x64 をインストールする方法を紹介した。 前回の記事では、レガシネットワークアダプターを使用し、ネットワークのセットアップを行った。今回の記事では、ネットワークが高速になる "synthetic networkcontroller" をセットアップする方法を紹介する。Linux は、CentOS 5.4 x64 を利用した。 以下のサイトより、"Linux_IC_v2.EXE" をダウンロードする。 Linux Integration Components for Windows Server 2008 Hyper-V R2 - 日本語 "Linux_IC_v2.EXE" を実行し、"LinuxIC v2.is...

Hyper-V に CentOS x64 をインストールする

2010/04/21
★★★

前回は、Hyper-V に CentOS 5.4 x86 をインストールする方法を紹介した。この記事では、Hyper-V に CentOS 5.4x64 のインストール方法について説明する。 また、前回の記事では、インストール時に、ネットワークアダプタが認識されなかったが、こちらに紹介している方法では、インストール時にネットワークアダプタが認識され、ネットワーク経由で"yum" を実行することができる。 http://centos.org/ へアクセスする。[Downloads]-> [CentOS-5 ISOs] -> [x86_64/] -> [http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/CentOS/5.4/isos/x86_64/](...

Windows から、CentOS 5.4 への VNC 接続 - 補足 -

2010/03/25

Windows から、CentOS 5.4 への VNC 接続 の補足。 CentOS の起動時に VNC サーバーが自動的に起動するように設定する。 > /sbin/chkconfig vncserver on 自動起動をやめたい場合は、以下のコマンドを実行する。 > /sbin/chkconfig vncserver off

CentOS 5.4 で Apach Tomcat 6 をデーモンとして起動する。

2010/03/23
★★★★

CentOS 5.4 へ Apach Tomcat 6 をインストールし、デーモンにする。 前回は、CentOS 5.4 への Apach Tomcat 6 を紹介した。今回は、開発環境ではなく、運用環境として、Tomcat 6をセットアップする方法を紹介する。 ここで、紹介する運用環境とは、以下の通り。 Tomcat をデーモンとして起動する。 Tomcat プロセスを専用のユーザーコンテキストで起動する。 デーモンとして起動するのは、Windowsユーザーであれば、サービスとして起動するとすれば分かりやすいだろいう。次のデーモン専用のユーザーコンテキストで起動するのは、これもまた、Windowsであれば、サービスアカウントで起動するとできる。...

CentOS 5.4 への Apache Tomcat 6.0 インストール

2010/03/22
★★★

CentOS 5.4 への Apache Tomcat 6.0 インストール JRE のインストールに続いて、CentOS 5.4 に Apache Tomcat 6.0 をインストールする方法を紹介する。 まずは、既存環境の整理だ。yum list より Tomcat モジュールのインストールの有無を調べる。 >yum list | grep tomcat jakarta-commons-collections-tomcat5.i386 3.2-2jpp.3 base struts-webapps-tomcat5.i386 1.2.9-4jpp.5 base tomcat5.i386 5.5.23-0jpp.7.el5_3.2 base tomcat5-a...

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趣味は、プログラミング。Microsoft 技術を中心に、フルスタックエンジニアとして日々鍛錬しています。