MASUDAQ BLOG
NO DEVELOPMENT NO LIFE.
Linux 統合サービス kernel-devel のバージョン
前回の記事にあるように Linux 統合サービスをインストールする際には、カーネルのバージョンと kernel-develのバージョンを完全に一致させる必要がある。 これは、Linux 統合サービスの Makefile を参照するとわかるのだが、参照ライブラリのパスに "uname -r" コマンドが使用されることにある。 また、当方の CentOS 環境では、最新の kernel-devel をインストールしてもシンボリックリンクの参照先が間違っており、make に失敗していた。 [root@centkun ~]# ls -l /lib/modules/2.6.18-194.el15/build /lib/modules/2.6.18-194.el15/bui...
Linux 統合サービス v2.1 インストール
つい先日、Linux統合サービス v2.1 がリリースされた。 以降では、"Linux Integration Services v2.1 for Windows Server 2008 Hyper-V R2"のインストール手順を紹介する。 (*) この記事では、過去の Linux サービスがインストールされていない環境への新規インストールを対象としている。 まず、以下のサイトより、"Linux Integration Services v2.1 for Microsoft Hyper-V.EXE"をダウンロードする。 Linux Integration Services v2.1 for Windows Server 2008 Hyper-V R2 "Lin...
Linux 統合サービス v2.1 リリース
つい先日、"Linux Integration Services v2.1 for Windows Server 2008 Hyper-V R2"がリリースされた。 Linux Integration Services v2.1 for Windows Server 2008 Hyper-V R2 今回のリリースの特徴と概要は、以下のとおり。 Driver support for synthetic devices: ネットワーク ドライバー、ストレージ ドライバーの提供 Fastpath Boot Support for Hyper-V: Virtualization Service Client によるパフォーマンスの強化 Timesync: ホストとの時刻...
Hyper-V への Linux インストール
Hyper-V のゲスト OS として、Linux をインストールする場合、OS をインストールする前に、"レガシ ネットワーク アダプター" を追加しておく。 これは、Linux が、Hyper-Vのネットワークアダプターを自動認識しないため。インストール後にネットワークアダプターのドライバーをインストールすることもできるが、インストール後にネットワークを利用できないと手間がかかり、セットアップ作業の生産性が落ちるため、"レガシネットワーク アダプター" を追加しておいた方がよい。 新規に作成した仮想マシンを選択し、右クリックメニューから、[設定] を選択する。 [ハードウェア] -> [ネットワークアダプター] を選択し、[削除] を選択、[適用] を選択し、...
Hyper-V でルーターを構成する
Hyper-V で評価環境を構築する場合、オーバーヘッドを少なくするため仮想マシンに割り当てる仮想ネットワークは、"プライベート仮想マシン ネットワーク"を使用する。 しかし、"プライベート仮想マシン ネットワーク" では、仮想マシン間限定での通信となるため、インターネット経由で更新ファイルをインストールすることができない。 そこで、仮想ネットワークの "外部" と "プライベート仮想マシン ネットワーク" の 2 つのネットワーク アダプターを持った仮想マシン (WindowsServer 2008 R2) を構築し、仮想マシン用のネットワーク ( プライベート仮想マシン ネットワーク ) と外部ネットワーク ( 物理ネットワークアダプター ) をルーティングする...
Hyper-V Linux 統合サービスでマウスキャプチャを有効にする
前回の記事では、Hyper-V の仮想マシンに Linux (CentOS 5.4) をインストールし、Linux 統合サービス (LinuxIntegration Components for Windows Server 2008 Hyper-V R2 - 日本語)をインストールする手順を紹介した。 ただし、Windows 系の 統合サービスとは異なり、Linux 統合サービスを仮想マシンにインストールしても、ホストマシン -仮想マシン間で、シームレスにマウスの自動切り替えが行えない。 仮想マシンにマウスがキャプチャされると、[Ctrl]+[Alt]+[<-] キーで、ホストマシンにマウスがリリースする必要がある。 また、リモートデスクトップで、ホストマシン...
CentOS x64 に Hyper-V Linux 統合サービスをインストール
前回の記事では、Hyper-Vに CentOS x64 をインストールする方法を紹介した。 前回の記事では、レガシネットワークアダプターを使用し、ネットワークのセットアップを行った。今回の記事では、ネットワークが高速になる "synthetic networkcontroller" をセットアップする方法を紹介する。Linux は、CentOS 5.4 x64 を利用した。 以下のサイトより、"Linux_IC_v2.EXE" をダウンロードする。 Linux Integration Components for Windows Server 2008 Hyper-V R2 - 日本語 "Linux_IC_v2.EXE" を実行し、"LinuxIC v2.is...
Hyper-V に CentOS x64 をインストールする
前回は、Hyper-V に CentOS 5.4 x86 をインストールする方法を紹介した。この記事では、Hyper-V に CentOS 5.4x64 のインストール方法について説明する。 また、前回の記事では、インストール時に、ネットワークアダプタが認識されなかったが、こちらに紹介している方法では、インストール時にネットワークアダプタが認識され、ネットワーク経由で"yum" を実行することができる。 http://centos.org/ へアクセスする。[Downloads]-> [CentOS-5 ISOs] -> [x86_64/] -> [http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/CentOS/5.4/isos/x86_64/](...
GN-1200TW2 Windows Server 2008 R2 x64 のドライバ
下記の製品を薦めておいて、インストール方法の説明を失念していたので、ここに紹介する。 PLANEX 社の GN-1200TW2 公式ページを見ると、Windows Server 2008 が対応していないように見える。Windows Server 2008環境にこのボードを増設すると、自動でドライバがインストールされる。 しかし、このドライバで利用していると何となくだが、不安定感が感じられる ( あくまでも主観 ) 。 そこで、最新のドライバをインストールすることにした。 Windows Server 2008 のデフォルトでインストールされるドライバの名称をみればわかるが、NIC のチップは、Realtek 8169を使っているとおもわれる。 そこで、...
ML115 G5 Hyper-V のチューニング の補足
以下の記事の補足。 ML115 G5 Hyper-V のチューニング 上記の記事では、Hyper-V において、複数の仮想マシンをホストする場合、NICがボトルネックになるということを紹介した。そして、このボトルネックの解消方法として、NIC を増設し、仮想マシン専用に NIC を割り当てた。 ここで、[仮想ネットワークマネジャー] の設定に関する補足をする。 以下は、前回の記事で紹介した手順だ。 [Hyper-V マネジャー] の [仮想ネットワークマネジャー] を起動する。[新しい仮想ネットワーク] を選択し、[名前] に"仮想ネットワーク1"(任意)、[外部] を選択し、[追加] -> [接続の種類] -> [外部] で、"Realtek RTL816...
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