MASUDAQ BLOG
NO DEVELOPMENT NO LIFE.
ML115 G5 CPU 省電力化
ML115 G5 の CPU を "Phenom X4 9950 Black Edition BOX" に換装し、評価環境として利用していた。ファンを静音化し、デスクトップしての利用もありかなと思っていたが、消費電力の点で、不満があった。 評価利用でもメモリリークなどの運用時に露呈する問題を先行精査するためには、常時起動しておくことが必要だからだ。 しかしながら、常時起動しておくと、電気代がかなりの額となる。ランニングコスト、経費節減の点でも重要な指標となる。CPUの性能向上、イコール、電力アップというのが定石だと諦めていたが、最近の CPU 事情は変わってきたようだ。 "Phenom X4 9950 Black Edition BOX" では、TPD が 140...
Dovecot の仮想ユーザー対応
以前の記事で、SMTP認証の仮想ユーザー対応について紹介した。 メールサーバーにおいての仮想ユーザーとは、Linux アカウント (/etc/passwd) を作成することなく、メールサーバー独自のユーザーを指す。 今回は、POP3/IMAP サーバー dovecot での仮想ユーザー対応方法を紹介する。 "dovecot" グループを作成する (CentOS では、dovecot インストール時に作成されている)。GID は、任意。 [root@centkun ~]# groupadd -g 510 dovecot "dovecot" ユーザーを作成する (CentOS では、dovecot インストール時に作成されている)。GID は、任意。 [root...
dovecot の pop3, imap 認証で sasldb データベースを利用する
以前の記事では、sendmailにおいて、SMTP 認証で使用するユーザー、パスワードを Linux アカウントではなく、auxprop プラグインで独自管理する方法を紹介した。 この際、auxprop プラグインは、"Berkeley DB" 形式のデータベース: /etc/sasldb2ファイルに格納されたユーザー情報をリソースとする。 しかしながら、致命的な問題として、Dovecot は、認証リソースとして、sasldb( Berkeley DB 形式 ) をサポートしていない。 [Dovecot]Auth user from sasldb with dovecot Re: [Dovecot] Auth user from sasldb with dovec...
ML115 G5 CPU クーラー 刀 換装のその後
以前の記事で、ML115 G5 の CPU クーラーを "刀 3" に換装し、冷却能力を向上させる方法を紹介した。 刀 3 に換装したのが、2009/11/08 であるので、半年くらいが経つが、大きな問題は発生していない。むしろ、静音性に優れたマシンに満足している。 つい先日、この ML 115 G5 の掃除を行った。静音性の高いファンを使っているはいるもの、回転数、風量は高いため、やはり、ケース内、特に、CPUファンに埃がたまってしまう。そこで、CPU ファンを一度外して、埃の除去を行った。そして、CPUを再び装着しようとしたところ、うまく装着することができなかった。これは、後でわかったことなのだが、刀 3 のプッシュピンの仕様を失念してしまっていたから...
CentOS sendmail でのメールアカウント独自管理 (auxprop)
前回の記事では、CentOS でsendmail を利用したメールサーバー構築の方法を紹介した。 また、同記事では、承認されていないユーザーのメール送信を防ぐために、SMTP 認証を有効にした。 前回は、SMTP 認証の際に、対象のメールアカウントに対して、Linux アカウントのユーザー名とパスワードで認証する方法を紹介した。 この方法では、メールアカウントを発行するために、Linux ユーザーを作成する必要があり、メールサーバー専用に Linuxを構築する場合では、ユーザーカウントの管理が煩雑となる。 今回の記事では、Linux アカウントとメールアカウントをマッピングせず、メールアカウントを独自に管理する方法を紹介する。 前回の設定 (CentOS 5.4 ...
CentOS ネットワーク 設定
CentOS のネットワークの設定は、"ifconfig" コマンドでデバイスを調べ、対応する"/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-xxxx"ファイルを編集することにより、ネットワークの設定が可能だが、今回は、TUI(Text User Interface) でネットワークの設定を行う方法を説明する。 ネットワーク設定の TUI を起動する。 [root@centkun ~]# system-config-network [Edit Devices] を選択し、[Enter] キー。 [set0 (set0) - Ethernet]( 任意 ) を選択し、[Enter] キー。 [Static IP]、[Ne...
Windows Server 2008 R2 DNS Event ID 5504
Windows Server 2008 R2 で、DNS を構築した際に、Event ID 5504 が発生する場合の対処を説明する。 当現象では、以下のログがイベントログに出力される。 種類: 情報 イベント ソース: DNS イベント ID: 5504 説明: DNS サーバーは、xx.xx.xx.xx からのパケットに無効なドメイン名を検出しました。パケットは拒否されます。イベント データに DNSパケットが含まれています。 当現象を解決するには、以下のレジストリキーに "EnableEDnsProbes" エントリ (REG_DWORD) を追加し、値を "0" に設定する。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentCon...
SMTP ポート 25 と587 について
一般的な MTA( メールサーバー ) 間の通信では、通信元の MTA は、通信先の MTA の TCP ポート 25番宛てにアクセスし、メールを送信する。これが SMTP と呼ばれるもの。 つまり SMTP サーバーを構築したのであれば、ルーターなどのファイアウォールで TCP ポート 25 番を開放する必要がある。 しかしながら、ADSL、フレッツ光等の民生用の回線で、動的 IP を用い SMTP サーバーを構築した場合、TCP ポート 25 を利用した SMTPでは、アクセスを拒否されることがある。 ( 自宅でメールサーバーを構築して、特定の携帯電話キャリアのメールアドレスへメールしても、携帯電話で受信できないといういうのもこれが原因 )。 これが、所謂、...
Windows 7 自動ログオンの設定
UMPC は、ローカルストレージに機密情報、個人情報が含まれないように構成することにより、シンクライアントとして利用されることがある。 このようなシンクライアントでは、OS 起動時にローカルの OS にログオンし、さらに、VPN なり、インターネット経由でサー側の仮想クライアント OSにログオンする。 ローカルには、何の情報も保持していないのであれば、ログオンを二度するのは煩雑だ。 (*) ローカル PCにモバイルネットワークのプロファイル、リモートサーバーのログイン ID及びパスワードを保持している場合は、盗難による脅威にさらされるため、以降の手順は実施するべきではない。 そこで、今回は、Windows 7 で OS の起動時に任意のアカウントで自動ログオンする...
CentOS メールサーバー Dovecot の設定
前回の記事では、送信メールサーバー sendmail のインストール設定を行った。 今回は、受信メールサーバー(POP3/IMAP) Dovecot をインストール、設定を行い、メールを受信できる環境を構築する。 まず、Dovecot をインストールする。 [root@centkun ~]# yum install -y dovecot Loaded plugins: fastestmirror Loading mirror speeds from cached hostfile ... Setting up Install Process Resolving Dependencies --> Running transaction check -...
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