MASUDAQ BLOG
NO DEVELOPMENT NO LIFE.
ML115 G5 RAID HDD Degraded 復旧 2
前回の記事では、ML115 G5オンボード RAID で、ディスクをミラーにし、評価環境として利用してきたところ、1 年半ほどして、ディスクに障害が発生し、原因追及を行い、結果、HDDの物理的故障と判断した。 評価環境として利用しているため、重要なデータがあるわけでもないため、HDD を交換して、アレイを構成し直し、OSを再インストールとも考えたが、ここはあえて、アレイの復旧を行うこととした。 通常の運用環境では、ホットスペアなり、予備の HDD を購入しておくのが定石だが、評価環境、低予算 (民生品の活用) という要因から、そのようなリソースはない。 よって新規購入を考え、故障した HDD の型番などを調査していたら、偶然、保証書を見つけ、それを確認すると、まさ...
ML115 G5 RAID HDD Degraded 復旧
ML115 G5 で評価環境を構築し、約 1 年半の連続稼働を行ってきた。 それが、先日、急にリモートアクセスできなくなり、直接接続されたモニターで状況を確認。 ログを参照するも特に問題が発見できなかったので、サーバーを再起動した。 すると、起動時の HDD の検出が異常に時間がかかった。 さらに何とか検出するも次の RAID のアレイ検出でデグレ (Degraded) とのステータスが表示された。 物理ディスク (1T) 4 玉を搭載し、RAID1 で、2 つのドライブを構成していたのだが、何故か Arrays は、3 つ検出された。 この状態でも OS は、何とか起動してくれた。 ただ、起動時間はかなり遅く、ハードディスクのアクセスランプは、点灯した...
SharePoint Server 2010 のインストール 2
前回の記事では、SharePointServer 2010 の製品構成までの手順を紹介した。 今回は、ファーム構成の初期設定からの手順を紹介する。 以下の手順を実施する前に、SharePoint Server のサービスアカウント: domain\saSharePointService(任意)を作成ておく。尚、このアカウントには、特別に権限を付与する必要はない。 SharePoint Server 2010 の製品構成を終えると、ブラウザが起動し、ファーム構成の初期設定ウィザードが表示される。 [ウィザードの開始] を選択する。 [新しい管理アカウントを作成する]: domain\saSharePointService(任意) その他の設定値は、すべてデフォ...
SharePoint Server 2010 のインストール
前回の記事から、かなり時間が経ってしまったが、SharePoint2010 の評価を再開することとした。 SharePoint 2010 は、既に製品版が配布されているため、インストールを最初からやり直す。 構築する環境は、マシン一台に SQL Server と SharePoint をインストールする単一ファーム環境とする。 データベース (SQL Server 2008 Express SP1) が組み込まれた単一サーバー ではないことに注意。 まず、前回の記事と同様に SQLServer のインストールを行う。 以下のサイトによると、SQL Server 2008 R2 は、対応していないようだ。 ハードウェア要件およびソフトウェア要件 (ShareP...
Hyper-V でルーターを構成する
Hyper-V で評価環境を構築する場合、オーバーヘッドを少なくするため仮想マシンに割り当てる仮想ネットワークは、"プライベート仮想マシン ネットワーク"を使用する。 しかし、"プライベート仮想マシン ネットワーク" では、仮想マシン間限定での通信となるため、インターネット経由で更新ファイルをインストールすることができない。 そこで、仮想ネットワークの "外部" と "プライベート仮想マシン ネットワーク" の 2 つのネットワーク アダプターを持った仮想マシン (WindowsServer 2008 R2) を構築し、仮想マシン用のネットワーク ( プライベート仮想マシン ネットワーク ) と外部ネットワーク ( 物理ネットワークアダプター ) をルーティングする...
Windows Server 2008 R2 で ping を通す
Windows Server 2008 R2 では、"セキュリティが強化された Windows ファイアウォール" により ICMPがフィルタされているため、外部からの ping 要求に応答しない。 ping に応答させたい OS 上で、[スタート] -> [管理ツール] -> [セキュリティが強化された Windows ファイアウォール]より、[セキュリティが強化された Windows ファイアウォール] スナップインを起動する。 [ローカル コンピュータ のセキュリティが強化された Windows ファイアウォール] -> [受信の規則] のリストから、[ファイルとプリンタの共有(エコー要求 - ICMPv4受信)] を選択し、右クリックメニューから [プロパテ...
450 Helo command rejected
sendmail でスマートホストを設定し、メールを送信した際に以下のエラーが発生した。 stat=Deferred: 450 <localhost.localdomain>: Helo command rejected: Host notfound 調査したところ、スマートホスト側で、reject_unknown_hostname が設定されていると推察され、SMTP の HELOコマンドで、名前解決のできないホスト名が指定された場合に送信が拒否されているようだ。 sendmail のデフォルトの設定では、ホスト名として、"$j" マクロが使用される。 以下は、テストモードで "$j" マクロを実行したところ。 [root@centkun ~]# sendma...
Hyper-V と NTP(Linux ntpd) 時刻同期の問題
以前の記事で、Linux におけるNTP の設定方法を紹介した。しかしながら、Hyper-V の ゲスト OS が Linux の環境では、ntpdをデーモンとして起動し、しばらくしてもローカルクロック (127.127.1.0) のみしか同期が成功しない。 [root@centkun ~]# ntpq -p remote refid st t when poll reach delay offset jitter===================================================================...
Linux Hyper-V 統合サービスの制限事項
以前の記事で、Linuxへ Hyper-V 統合サービスをインストールする方法、Hyper-V上の Linux でマウスキャプチャを有効にする方法を紹介した。 今回は、Linux Hyper-V 統合サービスの制限事項について検証する。 "Linux Integration Components Version 2" でサポートされていない項目は以下の通り。 統合サービス: OS シャットダウン、時刻同期、データ交換、ハートビート、バックアップ ( ボリューム スナップショット ) ネットワーク: ジャンボ フレーム、TCP オフロード ストレージ: VDH ディスクとパススルーディスク (物理ディスク) のホットプラグ バックアップ ( ボリューム スナップ...
Linux NTP クライアントによる時刻同期の設定
Hyper-V のゲスト OS として、CentOS を利用している場合、時刻がずれることが多い。ここでは、CentOS において、NTPクライアントを実行する方法を紹介する。 ntp パッケージをインストールする。ntp パッケージには、NTP クライアントはもちろん、NTP サーバー機能も含まれている。 [root@centkun ~]# yum install -y ntp 手動で、タイムサーバー "ntp.nict.jp"( 任意 ) と時刻の同期を行う。 [root@centkun ~]# ntpdate ntp.nict.jp 7 Jul 14:33:15 ntpdate[7474]: step time server 133.243.238.24...
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